オールドパティキュラー　レダイグ2011　12年　48.4％　700㎖

ダグラスレイン社は1948年にスコットランド・グラスゴーで創業されて以来、世界中のモルトウイスキーファンを魅了し続けている老舗ボトラーです。

特に代表ブランドである「オールド パティキュラー（Old Particular）」は厳選された高品質なモルトのみを使用し、熟成年数に応じて最適なアルコール度数でボトリングされる独自の哲学を持っています。具体的には、18年熟成以下は48.4度、19年熟成以上は51.5度でボトリングされ、ウイスキー本来の個性と魅力を最大限に引き出すことを目指しています。

また、「ビッグピート」や「スカリーワグ」といった個性的なブレンデッドモルトシリーズも展開しており、ウイスキー愛好家の多様なニーズに応える豊富なラインナップを誇ります。

今回ご紹介するのは近年海外での価格高騰により入手が困難となり、ご紹介の機会が減少しているマル島のトバモリー蒸留所が手がけるピーテッドモルト「レダイグ2011 12年」です。

カスクタイプ：リフィルバット
生産本数：835本

<テイスティングノート>

香り：石炭の粉塵、オイリーな船の機関室、浜辺の海藻のアロマ。

味わい：甘いニュアンスが開き、湿った焚き火の灰、夏のタールの甘さ、煤が次第に開いていく。

フィニッシュ：ピートの効いたスモーキーな大麦が香ばしいチャーの風味をまとい、あとから海のスモークが漂う。