月の井酒造より石川達也杜氏13年ぶりのアル添シリーズが発売。

R2BYより月の井酒造に移籍した石川杜氏。
初期竹鶴の時に造っていた普通酒以来13年ぶりのアルコール添加酒（通称アル添酒）、チヨニシキの本醸造、出羽燦々の吟醸、山田錦の大吟醸が入荷しています。

通常アルコール添加は醪の発行の際、すっきりとした酒質にするために添加されるのですが、石川杜氏の使い方は違います。
醪を完全に発酵させきって、発酵が落ち着いてから添加するのです。
これにより超辛口の酒ができるのですが、存分に発酵したその酒には旨味、酸味、苦味が心地よく溶け込み、コクのある味わいになっています。

この原酒シリーズは名前の通り加水せず火入れだけした商品なので、どれもアルコール度数は21度程あるのですが、飲んでみると度数の強さの割にキレの良いすっきりとした後味で気が付いたら無くなっている（いい意味で）危険なタイプの仕上がりです。

追加発注の出来ない限定酒なのでお早めにご注文ください！