ノックニーアン　ハントレス　レモンメドウ　48.5%　700㎖

ノックニーアンの「ハントレス」シリーズ第4弾「レモンメドウ」は年に一度のみリリースされるスモールバッチウイスキーで、実験的かつ挑戦的な原酒造りを追求するシリーズです。蒸留所名が女神に由来することから、知見を“狩る”ハンターの女性形「ハントレス」と名付けられました。

今回の「レモンメドウ」では酵母と発酵に焦点を当てた試みの成果として、通常使用されるAnchor社とFermentis社の酵母に加え、DistilaMax社のLMというフランス産スパークリングワイン由来の特殊酵母を使用。スコッチウイスキーでは非常に珍しいこの酵母により、レモンシャーベットやカモミール、バターリッチなショートブレッドを想起させる、柑橘と穀物が共存するユニークな香味が生まれました。

樽構成はSTR樽56%、exアメリカンウイスキー樽42%、オロロソシェリー樽2%。熟成期間は5年11ヶ月以上で、総ボトリング数は5,729本（日本初回入荷103本）。酵母の違い以外は定番品「オーガニックシングルモルト」と同じ原酒と構成で、飲み比べによる香味の違いも楽しめる逸品です。

<テイスティングノート>

香り：最初にバターやホワイトチョコレートのような柔らかさが感じられ、すぐに青リンゴやレモンカード／柚子マーマレードの明るい風味が続く。高めのアルコール度数が、素晴らしい推進力とエネルギーをもたらす。

味わい：クリスプなビスケットのような要素に白い果実が寄り添い、そして中央ではイエロープラムによって心地よく厚みが増していく。