M&H APEX メスカルカスク 56.7% 700㎖
メスカルはメキシコのオアハカ州を中心に指定された10の州で作られるアガベスピリッツです。
テキーラがアガベアスール1種のみを原料と規定されているのに対し、メスカルは野生種も含む50種類以上ものアガベが使用可能なため、品種ごとに異なる味わいが楽しめます。
糖化のためにピニャと呼ばれるアガベの球茎部を蒸し焼きにする工程に由来するスモーク香やアガベ自身が持つハーブ感や甘さがほどよくアクセントとなったM&H初のメスカル樽フィニッシュの1本となります。
メスカルはテキーラほど樽熟成を行う製品が少なく、伝統的にブランコやホーベンと呼ばれる非熟成状態でボトリングされることが多いため、メスカル樽自体が貴重と言えます。
約3年と9か月(45か月)の熟成。最初の27か月をバーボン樽で熟成した後にメスカル樽で18か月間後熟。APEXシリーズとしてのバッチナンバーは27。総ボトリング本数1415本(日本初回入荷120本)。
ノンチルフィルター、ノンカラー
M&Hテイスティングコメント
香り:大地の息吹を感じさせる深みのある香りに、青々とした瑞々しさが調和。そこに新鮮なタバコととろけるようなキャラメルの甘さが加わり、奥行きを生み出す
味わい:力強い青リンゴと芳醇なバニラの風味が広がり、ほのかにスモークされたセージが全体を引き締める
フィニッシュ:口いっぱいに広がるスパイシーさとドライな余韻。キャラメル、柑橘類、洋梨の爽やかで甘いニュアンスが心地よく続く